紙面レイアウトは後でいい?流し込みで原稿量のボリュームを把握しよう

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制作したい紙のサイズとその中に盛り込む内容のボリューム加減って、すごく難しくないですか?

でも、作りたいモノによって写真やイラストの点数も違うし、掲示するのか手元で見るのかによってもデザインが変わってくるので、単純にこのサイズなら何文字の原稿にしましょうなどとは言えません。

こればっかりは長年の感とでもいうように、デザイナーに伝えるためのアドマン(広告代理店の営業マン)の
簡単な殴り書きラフスケッチはスゴかったりします。
このおっさんドン臭いなー、なんて見た目で馬鹿にしちゃダメです。

定年間近のアドマンは特に引き出しが広いので舌を巻きます。
自分たちであれこれ悩むよりもはるかに担当のアドマンに相談した方が時短です。

餅は餅屋なんです。

でもプロに頼めないほど予算が厳しい案件の場合、自分たちで対処するしかありません。

流し込みとは?

まずは、入れたい内容を抽出してグラフィックデザインソフト(例えばadobe Illustlator)やOfficeのWordなどを使って順番など関係なく紙面にバンバン流し込みます。

写真やイラストも適当に配置していきます。

紙面に対して文字量や写真、イラスト量が多い場合は全部が小さくなります。
逆に文字がやけに大きくてパラパラ見えるようなら内容が少なすぎるということです。

今はパソコンで手軽に文字を流し込むことができるので、急いでいるときこそまずざっくりとした流し込みと配置が必要です。

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ボリューム把握で得られるメリット

私はクライアントとの最初の打ち合わせに同席させていただく場合、事前に原稿や写真などがあれば送ってもらい、早急に紙面に流し込みと配置をし、プリントして持参します。

デザインとかレイアウトが全くされていないボリュームを把握するだけのものなのですが、原稿量と紙面のバランスが一目瞭然になるため、いざ打ち合わせのときにどんな内容が重要でどれが余分か、または、新たな原稿や写真の依頼など、それを見ながらイメージの共有がラクにできるのです。

まとめ

上司にあれもこれも必要だと言われ一生懸命作ったのに、文字が小さい!読みにくい!と言われたら、自分はデザイナーじゃない!と心の中で叫んだりしたくなりますよね。

そんな時はこの流し込みと配置により視覚化させて、上司に分量の確認を取ってから作業に入ってはいかがでしょうか。

急がば回れです。

もしデーターでの流し込みができない場合、コピーをとって切り貼りでもOKです。昔はみんなそうでした。

とにかく視覚化することが大切なのです。
どうぞお試しください。

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